ご挨拶
この度、全真言宗青年連盟主催の第三十四回結集を開催するにあたり、智山青年連合会では、被災地にて真言宗青年僧侶の深い祈りを奉げるべく準備を進めてまいりました。
結集大会テーマを「鎮魂~真言僧侶の使命~」と掲げさせていただきました。
第一日目は、「松島一の坊」を会場とし、ゲームソフト『脳を鍛える大人のDSトレーニング』を監修された東北大学の川島隆太教授と被災地石巻にて葬儀社を営まれる稲葉隆氏から講演を賜ります。川島教授からは主に脳科学の立場から被災者のケアについて、稲葉氏からは被災地の生の声を通して、震災を振り返っていただく予定です。第二日目は松島市野蒜海岸にて、被災地巡拝慰霊法要を勤修致します。
全身全霊で鎮魂の祈りを奉げ、真言僧侶としての社会的使命を心に刻む大会にしたいと考えております。
全真言宗青年連盟会員皆様のご参加をよろしくお願いします。
宮城大会実行委員長
伊東 永人
日程
11月12日(火)
12:30 | 受付 |
13:30 | 開会式・十八本山御本尊法要 |
14:30 | 講演1 やすらぎ葬儀社 社長 稲葉 隆 氏 |
15:30 | 講演2 東北大学 教授 川島隆太 氏 |
16:40 | 記念写真撮影 |
19:00 | 懇親会 |
11月13日(水)
06:30 | 朝食 |
08:00 | 法要説明会 |
08:30 | バス出発 |
09:00 | 野蒜地区到着 東日本大震災巡拝慰霊法要 |
11:00 | 法要終了 バスにてホテルへ移動 |
12:00 | 閉会式 |
12:30 | 全日程終了 |
衣帯・持物
11月12日(火)
◆開会式・講演
◆懇親会
改良服 又は 平服・輪袈裟
11月13日(水)
◆東日本大震災巡拝慰霊法要(野蒜海岸)
黒衣・如法衣
夏扇(朱扇)・念珠・雪駄 又は 白地下足袋
※野蒜地区を約1時間程度巡拝予定のため、下作務衣・運動靴も可。
※雨天決行(使い捨ての雨具を用意いたしますが、各自のご判断でポンチョ等ご持参ください)
※当日の次第は、こちらで準備いたします。
~法螺貝ご持参のお願い~
2日目の野蒜海岸での法要では、できるだけ多くの法螺の音をもって、広く被災地に祈りを届けたいと考えています。
法螺貝をお持ちの方は是非ご持参ください。
講演・講師ご紹介
◆講演1◆ 前へ…そして前へ
株式会社やすらぎ葬儀社
代表取締役社長
稲葉 隆
昭和33年5月5日生まれ。昭和51年に高校を卒業後、広島県尾道市の商船会社に就職。昭和54年商船会社を退職し、同年、地元に戻り4月より地元の大型小売店に就職。店長等を歴任し、平成3年3月に退職。同年5月5日33歳になったのを機に贈答品の卸・小売業を主とするトータルギフトジョイワールドを設立。その後、平成16年10月に株式会社やすらぎ葬儀社を設立し、現在に至る。
平成23年3月11日の東日本大震災では大津波で両親を亡くしながらも、次々と震災でお亡くなりになったご遺体が自らが運営する葬祭会館に運び込まれる中、仮埋葬にならないよう、多くの方が火葬できるようにと、各方面の皆様の協力をいただきながら懸命に対応する。また自社の会館を避難所として開放し、地域住民の方々を受け入れる。震災後は慰霊祭などにも積極的に関わり、現在も大震災で亡くなられた方々の御霊が少しでも安らかなれと念じながら、日々の業務に取り組んでいる。
◆講演2◆ 心のケアと脳の健康を考える
東北大学加齢医学研究所
教授
川島 隆太
昭和34年生れ。千葉県千葉市出身。昭和60年東北大学医学部卒業、平成元年東北大学大学院医学研究科修了、スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同講師、東北大学未来科学技術共同研究センター教授を経て平成18年より現職。平成21年より東北大学加齢医学研究所スマート・エイジング国際共同研究センター長。
主な受賞として、平成20年「情報通信月間」総務大臣表彰、平成21年度科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」、平成21年度井上春成賞。査読付き英文学術論文200編以上、著書に「元気な脳が君たちの未来をひらく」(くもん出版)「さらば脳ブーム」(新潮新書)など、150冊以上を出版。
お問い合わせ
全真言宗青年連盟 第34回結集 宮城大会
実行委員会事務局 智山青年連合会
受付時間 平日 午後2時~5時
〒105-0002
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