桔梗マーク

 第39回 全国結集長野大会

         

テーマ「共存共栄の曼荼羅世界を」

 

日程平成15年6月9日(月)[友引]〜10日(火)[先負]

 

場所美ヶ原温泉 ホテル翔峰  長野県松本市里山辺527番地 TEL (0263)38-7711

 

趣旨

  明治維新、第二次大戦を経て、われわれの生活様式・価値観は大きな変貌を遂げている。戦後六十年を迎えようとしている今、政治、経済、外交、教育、福祉等々、どの分野においても先行きに不安が蔓延している。また世界に目を向けても、宗教対立、民族紛争、飢饉、環境問題等々、現代社会の歪みが様々な形で露呈している。

           こうした情勢に対して、宮坂宥勝管長猊下は今世紀こそ「共存共栄の曼荼羅世界を」と常々仰せられている。我々はこのお言葉を真摯に受け止め、大会テーマを『共存共栄の曼荼羅世界を』と題した第三十九回智山青年連合会全国結集長野大会を、管長猊下のふるさと・自然豊かな信州にて開催する次第である。

           今回の結集では、管長猊下より特別講演を賜り、我々真言僧にとって永遠の課題であるこのテーマを再確認するとともに、その大きな課題に向かって、まずは自分自身の足元にある身近な問題について討論することにより、参加者にとって何かしらの第一歩を踏み出すきっかけとなることを願っている。

 

講師

真言宗智山派管長 総本山智積院化主 宮坂宥勝猊下

      演題「弘法大師空海の密教に学ぶもの−二十一世紀を展望して−」

 

 

喜多郎     演題「自然と宗教」   ※作曲家・シンセサイザー奏者で、世界で活躍する日本人アーティスト。長野県の自然に共感し、県内在住経験がある。NHKドキュメンタリー特集「シルクロード」のテーマとサウンドトラックを担当。その経緯等、演奏を交えた講演。 

 

分科会の目的共存共栄の曼荼羅世界をめざし、我々青年僧にとって身近で切実な問題を取り上げ、それらの問題に対して参加者全員が忌憚無く発言しあい、そこから何か一つでも自坊に持ち帰り活用してもらう為。

 

分科会テーマ

「身近な問題からはじめよう」

                第1分科会「社会への関わり方 −日本人の仏教離れ−」

                第2分科会「檀信徒との関わり方 −寺檀関係の今後−」

                第3分科会「寺院運営あり方 −経済基盤・後継者問題−」

                第4分科会「僧侶自身のあり方 −僧侶のあるべき姿・理想像−」

                第5分科会「宗団運営のあり方 −智山派への提言−」

  
 

大会日程

6月9日

12:00   受付

13:00   開会式              

13:15   特別講演 真言宗智山派管長 総本山智積院化主 宮坂宥勝猊下

                                         「弘法大師空海の密教に学ぶもの −二十一世紀を展望して− 」     

14:30   分科会 「身近な問題からはじめよう」

16:00   記念講演 喜多郎「自然と宗教」   

17:05   総括・閉会式     

 

6月10日

12:00   昼食

14:00   松本市内観光

16:00   解散

              

 

全国結集