お陰様をもちまして、第50回 智山青年連合会全国結集 智積院大会 全日程を無事終えることができました事をここにご報告させていただきます。
この度は多くの方々のご参加、また、ご支援をいただき誠にありがとうございました。
ご挨拶
謹啓、時下益々御清祥にて、二利双修のことと大慶に存じ上げます。
この度、第50回智山青年連合会全国結集を総本山智積院を会場に開催する運びとなりました。
平成26年は仏暦2500年にあたり、釈尊入滅後の節目の年になります。釈尊最後の説法である『佛遺教経』の中で、「比丘常に当に一心に出道を勤求すべし」と説かれていることから、今結集のテーマを『勤求出道』と致しました。「比丘たちよ、常に一心に仏道に励み求めよ」とそのお言葉の通り、今一度原点回帰を心に抱き、釈尊の御教えを深く想い研鑚したいと思います。
第1回結集も御本山での開催であり、結集の出発点の場で、釈尊への報恩謝徳のために捧げる最上の法要であります、常楽会を勤修致します。また、結集の期間中を通じて、釈尊のご生涯を偲ぶ目的で、断食、乳粥等の接待の体験を予定しています。
大会一日目には、智山講伝所上座阿闍梨、布施浄慧僧正および智山教化センター専門員、原豊壽僧正に御講演いただきます。その後満月のもと、『佛遺教経』をお唱え致したいと思います。
大会二日目には、舎利講式をお勤め致します。
本大会の講演、法要を通じて釈尊をはじめとする祖師先徳の想い、釈尊の御教えを心に刻み、私たち青年僧の今後の実践活動を共に考え、共に語れる大会に致したいと思います。 時節柄ご法務ご多端のこととは存じますが、何卒ご参加下さいます様、謹んでご案内申し上げます
実行委員長 吉川真宏
※仏暦について
仏暦には諸説ありますが、智山青年連合会では機関紙『智青』に本年を 仏暦2500年(仏誕2580年)と掲載しております。
これは、以前『智青』に仏暦を掲載するにあたり、当時連載をお願いしておりました宮坂宥洪先生にご相談したところ、『智山御宝暦』に掲載されている仏誕(北伝の仏滅紀元)を用いるのがよいが、仏教では誕生より入滅・涅槃を起点とすべきであり、仏誕から80年後の入滅を起点とし「仏暦」という名称で使う方がよいとご指導いただきました。そこで『智青』では仏暦○○年(仏誕○○年)という形で掲載することになりました。
大会概要
・大会テーマ
『勤求出道(ごんぐしゅつどう)』
・開催日
平成26年5月14日(水)先勝・15日(木)友引
・開催場所
総本山 智積院
(宿泊:宗務庁 研修室)
・大会内容
<初日>
講演 第一部「栄えある第50回結集を祝う」
智山講伝所上座阿闍梨
布施浄慧 僧正
(第一回結集開催時連合会長)
講演 第二部「インドを歩いてみて出逢った佛陀」
智山教化センター専門員
原 豊壽 僧正
法要 御逮夜法要
『佛遺教経』 於、金堂
<二日目>
法要 常楽会法要
『舎利講式』 於、金堂
勉強会に多くのご参加を頂き有難うございました。
○全国結集に先立ち、智山青年連合会では「常楽会勉強会」を下記の日程にて開催します。
声明勉強会
- 平成25年 6月19日(水)先負 於、別院真福寺
- 平成25年10月15日(火)先勝 於、別院真福寺
- 平成25年12月17日(火)先勝 於、別院真福寺
- 平成26年 1月27日(月)友引 於、別院真福寺
- 平成26年 4月22日(火)先勝 於、別院真福寺
遺教経解説
- 平成26年 2月13日(木)友引 於、別院真福寺
くわしくは、智山青年連合会ホームページをご覧ください。